永野 (C)まいじつ
今なお世界中で話題になっている『アカデミー賞』でのウィル・スミスのビンタ事件。この事件の遥か以前、話題にならなかったものの、同様のことをした勇敢な日本人がいたことをご存知だろうか。
現代のサムライとも言えるこの行為に及んだのは、〝孤高のサイコ芸人〟ことピン芸人の永野だ。
4月4日深夜放送のラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)に出演した永野は、ウィル・スミスの話題について「僕、ウィル・スミスより6年前に生放送でビンタしているんです」と告白。世界的俳優より遥か前に、同様の行為をした先駆者だと話し始めた。
話によると、事件が起きたのは2018年まで放送されていた情報番組『PON!』(日本テレビ系)でのこと。いわく、永野は「ウケると思って」出演者の若手俳優に、生放送内で突然ビンタを浴びせたのだという。
もちろんこれは冗談だったのだが、なんと視聴者が暴行事件だと通報してしまったそうで、警察が出動する騒ぎに。永野は「何の怒りもなくて。ただの笑いなんです」と当時を振り返ったが、これで営業の仕事がリスケされてしまったほか、SNSのダイレクトメッセージでファンから脅迫メッセージが来たとも告白した。
日本のウィル・スミスである永野が手を挙げた俳優
このエピソードは、偶然にも同じタイミングで、当時番組MCだった元日本テレビアナウンサー・青木源太からも飛び出している。
青木は3日放送の『7.2 新しい別の窓』(ABEMA)に出演し、「俳優さんがヤンキーの舞台に出るっていう時に、ある芸人さんが『気合を入れろ』みたいな感じで、俳優さんに強めのビンタをしてしまった時があった」と告白。「視聴者には違った見え方をしてしまい、警察に通報が入るっていう…」と続け、実名こそ明かさなかったが、永野と俳優のトラブルを振り返った。
「くだんの放送は2017年の10月。番組に俳優の松本大志が学ラン姿で登場し、舞台の宣伝を行なった時でした。永野が『PON! ナメんなマジで』と詰め寄ると、2人は睨み合い、先に松本が永野をビンタ。これに永野はさらに強い力でビンタをやり返し、出演者が止めに入る事態となりました。つまり先に手を出したのは松本だったのですが、ファンは怒って永野に突撃。その後、申し訳なく思ったのか、松本は放送後に『永野さんは優しいお兄さん的存在なんです』と、
コメント