高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥氏が3月26日、自身のYouTubeチャンネルを更新。違法賭博疑惑で揺れる大谷翔平選手の通訳・水原一平氏のギャンブル依存症について解説した。
YouTubeチャンネル『高須幹弥(高須クリニック)』より
高須氏は、大谷選手が違法賭博業者と知らずに送金した場合でも処分の対象となるといった一部の報道に触れ、「僕だってね、あの学生のときになんかビデオの宅配業者とかで騙されて、あの送金しちゃったことあるんですよ」「その時に、初めて世の中にはこんなに悪いヤツがいるってことを学習して、次からは騙されないようにしようと。誰でも一回は騙されて痛い目に遭うんです」と自身が遭った詐欺被害を赤裸々に語った。高須氏の元には今でも”悪いヤツ”が寄ってくるといい、警戒しながら仕事をしているという。
水原氏については「本当は根が悪いヤツじゃないんじゃないかと思う」と語る一方で「どんだけ愛嬌があって性格がよくて仕事ができても、そのギャンブル依存症だともうすべてがアウト」と断罪。すべての依存症に共通することとして「どんなまともな人間でも依存症になってその症状がガーっと出ちゃうと、もう家庭も崩壊して人間関係も崩壊して廃人になっちゃう」と指摘した。
依存症になると、家族や友人がいて、仕事が順風満帆であっても対象となるものが何より最優先となり「人間関係全部崩れちゃうんです。もう精神がね崩壊した状態になちゃう」と語り、依存症の人にお金の管理は絶対にさせてはいけないと語気を強めた。
また高須氏は、美容クリニック業界もありがちなこととして、クリニックの理事長がギャンブルや女性などの依存症になり横領をすることがよくあると暴露。そのためお金の管理は一人に任せず、事務長を監視する税理士や、税理士を監視する第三者など雁字搦めの体制をとることが重要だと語った。最後に高須氏は、「年下の人なんだけど僕自身、大谷選手から学ぶこともいっぱいありますのでこれからも応援しています!」とエールを送った。
視聴者からは、「翔平純粋だからな」「多忙な方のお金の管理って大変ですよね。親や税理士に任せても使い込む人もいるし」など大谷選手への同情の声が溢れたほか、「唐突な、ビデオ宅配業者に騙された独白が草」「寝癖が20代すぎる」といった高須氏のユニークさを評価するコメントも多かった。
参考:YouTubeチ
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