フリーアナウンサーの古舘伊知郎氏は3月18日、自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画で、サッカー日本代表と同組になった北朝鮮がW杯アジア2次予選を政治利用していると指摘した。
YouTubeチャンネル『古舘伊知郎チャンネル』より
サッカー日本代表は同予選のグループBでシリア、ミャンマー、北朝鮮と政情不安を抱える国と同組になった。北朝鮮とは21日に東京・国立競技場で、26日に平壌で戦う。日本が北朝鮮内で戦うのは13年ぶりのことだ。
古舘は、18日朝に北朝鮮から弾道ミサイル3発が発射されたことを伝え、「本当にW杯2次予選が平壌で日本戦があるということも意識してやってんのかと、つい思ってしまいますね」と激怒。
「2次予選を政治的に利用しようとしてますよ、北朝鮮。間違いないです。韓国には今敵対心をむき出しにしてます。そして日本には逆に“周波”を送ってきてます。これが嫌なんですよ。また不気味で」と古舘氏は眉をしかめた。周波について「能登の震災において金正恩から日本の総理にお見舞いの電報が届きましたよね。そして今、北朝鮮においてはスポークスマンをやってる実の妹の金与正。岸田閣下と呼びつらって、そして拉致と核問題に触れなければ、閣下に訪朝してもらいたいという周波をこっち側に送ってきてます」と説明。そして「ちょっと待ってくれよ。拉致と核を話さないで日本の総理は向こうに行って何を話せばいいんだって話ですよね」と呆れた。
古舘氏は「北朝鮮はスポーツイベントを機会に、アメリカ、日本、韓国の連携を分断し、相手にしてくれそうな拉致の問題をはらんでいる日本にすり寄ってきて、そしてあとはアメリカのトランプ大統領当選待ちの作戦。これ考えたら“なんだよ、北朝鮮はプーチンと全く同じじゃないか”って思っちゃいますね」と分析。「スポーツの美名の下に政治や裏ビジネス、必ずうごめくっていうことも忘れないようにして中継を見ていきたいなとも思う」とまとめた。
視聴者は「ホテルも盗聴器とか監視されているとか聞いた事ありますから、滞在中は精神的にキツイでしょうね」と選手たちを心配した。また「北朝鮮に関しては、岸田政権の今の状態、足元を見られてるんでしょうね」と日本の置かれた状況に関する分析に同意していた。
参考:YouTubeチャンネル『古舘伊知郎チャンネル』
Source: まいじつ2
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