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母は余命わずかの元同僚を…「さらってきちゃった」中学生の娘が覚えた“強烈な違和感”

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『私が鳥のときは』(平戸萌 著)河出書房新社
「さらってきちゃった」
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「さらわれてきちゃった」
 一昨年、氷室冴子青春文学賞大賞を受賞してデビューした平戸萌さんの受賞作にして、本書『私が鳥のときは』の表題作は、こんな不思議なやり取りから始まる。さらわれてきたのは、母の元同僚で余命わずかの重病人のバナミ。母は、彼女をうちで看病すると宣言する。思ってもみなかった
Source: グノシーエンタメ

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