松本人志 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
『週刊文春』に性加害疑惑を報じられ、「裁判に注力したい」との理由で芸能活動休止を発表した『ダウンタウン』松本人志。多数のレギュラー番組を抱えているだけに、抜けた穴は大きいが、もっとも大きいのが『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)だろう。
「『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)や『まつもtoなかい』『人志松本の酒のツマミになる話』(ともにフジテレビ系)は松本が司会ですが、ゲストのトークが中心。番組のパワーダウンは否めないものの、残りのレギュラーメンバーで番組を成り立たせることはできるでしょう。
『水曜日のダウンタウン』(TBS系)にいたっては、基本的にVTRを見ているだけだったのでどうにでもなる。『麒麟』川島明など、ツッコミが上手い芸人を置いておけばクオリティーは十分保たれます」(芸能記者)
そんな中で、番組の存続が危ういのが、「ダウンタウン」の冠番組の中でも最も長い歴史を持つ『ガキ使』だという。
番組のお荷物になったココリコ
「『ガキ使』は松本が演者としてだけでなく、企画・構成も担当しています。これだけでも穴がどれほど大きいかわかるでしょう。ただ、最近のマンネリ化と、企画の使いまわし率を考えると、企画・構成として松本が抜けることは、そこまでダメージになるとも思えない。やはり問題は、演者としての松本が抜けることです。
『ガキ使』はダウンタウンの2人、『ココリコ』の2人、月亭方正の5人レギュラーがいるにも関わらず、番組でボケを担当するのは松本だけ。他はツッコミでもなく傍観者のような状態で、ツッコミすらも松本がやっている状態。松本が抜ければ、企画のマンネリ化と相まって、番組が成り立たなくなることは目に見えている」(同・記者)
ピンチヒッターとして、準レギュラーの『ライセンス』を入れたところで、傍観者が2人増えるだけ。なんの意味もないだろう。
「『ガキ使』では、ココリコがレギュラーになってから5、6年経過したころ、吉本の上層部がココリコと『フットボールアワー』をチェンジするよう松本に打診。2016年頃には『千鳥』にしたいというオファーもあったが、それらを松本が断ったそうです。
ところが現在は、岩尾望や大悟のようなボケ、後藤輝基やノブのようなツッコミがいれば…と思う場面だらけ。さらに松本の休業で大ピンチに。
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