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『週刊文春』で報じられた『ダウンタウン』松本人志の性加害疑惑に対し、告発者への卑劣な誹謗中傷が後を絶たない。
松本は12月27日発売の同誌で、複数の女性に性行為を強要していたことが告発された。場所は都内の高級ホテルで、女性は『スピードワゴン』小沢一敬の誘いで参加。松本はゲームと称して女性の服を脱がせるなどし、嫌がる女性をよそにキスをしたり、陰部を触らせたという。
松本は「俺の子ども産めや！」などと行為を強制し、女性が身の危険を感じながらなんとか逃げようとしたところ、口内で果てたという。女性は今もPTSDに悩まされていると証言している。
27日、松本が所属する吉本興業は「事実無根」として法的措置を検討すると発表したが、同誌の取材では複数の男女参加者が事実関係を認めている。
御存知の通り、旧ジャニーズ事務所の問題以降、芸能界の性被害にはいっそう厳しい目が注がれている。松本も大きな批判を浴びると思いきや、ネット上で目立つのは被害者への誹謗中傷だ。
ジャニーズ問題を批判していたが…
「社長という立場から未成年に迫ったジャニー喜多川氏と、誘いに乗って高級ホテルへ赴いた女性に迫った松本という違いはありますが、被害者に石を投げるその様は、典型的なセカンドレイプに他なりません」（フリージャーナリスト）
ジャニーズ問題では、社会全体でも「被害者への誹謗中傷は許されない」という認識が広まった。
しかし、松本の報道には《成人女性がホテルの部屋に芸能人がいるからと呼び出されてたのと、ジャニーズ問題では話の質が違いすぎ》《社長という立場で仕事を楯にしたジャニーさんとは違う》《己の欲で自らその場に行った女性は自己責任》といった意見も多い。
しかし、これらの意見に《「今更」「何年も経ってから告発する女がおかしい」「被害者である証拠出せ」って意見してる奴なに？》《ジャニの時と全然反応違って笑うしかねえ》《この理論でいうと、ジャニーズだって何年前の話だよって感じ》《なぜ松本人志だと反応の差が激しいのか》《ジャニーズは散々叩かれて被害者がいるんだから被害者が嘘つくわけない！司法とか関係ない！犯罪者！って感じなのに 松本人志になったとたんまだわからなくない？とか笑う》《なんで、松本人志は許される風潮にあるかわからん。 ジャニーさんのように調査しなよ、吉本興業…》との反論も。
報道をめぐ
松本人志とジャニー氏を比較する声も…被害者への誹謗中傷がネット上で加速
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