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もはや誰も『紅白』とNHKに期待していないのかもしれない。
先日発表された大みそか『第74回NHK紅白歌合戦』の曲目に、疑問の声が多く上がっている。
「今年の『紅白』は、アミューズと韓国系列が出場枠を支配している。彼らは聖域として選ばれただけで、多くの人が知るヒット曲がなく、歌ってもファン以外はさっぱりという光景が目に浮かびます」(芸能ジャーナリスト)
そんな中、奮闘していると言えるのが、ano『ちゅ、多様性。』、YOASOBIの『アイドル』、鈴木雅之の『(め)組のひと』といった楽曲だ。これらの楽曲はいずれも近年、ネット発で大流行したものであり、出場・選曲ともに納得のラインナップと言える。
一方、出場自体は納得できるが、選曲が謎なアーティストも多い。
今年最もブレークしたと言ってもいいバンドMrs. GREEN APPLEは、今年発表の『ケセラセラ』ではなく、2022年発表の『ダンスホール』がチョイスされている。
NiziUも人気こそ健在だが、歌うのはメジャーデビュー前である2020年の『Make you happy』。JUJUにいたっては『時の流れに身をまかせ』で、他アーティストのカバー曲だ。
さらに、ろくすっぽヒットのない〝聖域化〟した歌手も健在だ。
郷ひろみ・石川さゆりの聖域から謎選曲まで…
もう25年ほどヒット曲のない郷ひろみは、40年前のヒット曲『2億4千万の瞳』をまたまたまた披露する。Superflyも、歌うのは10年以上前の『タマシイレボリューション』だ。
共に近年は全く売れていないうえ、国民的ソングと言うにはいまひとつピンとこない。こうした謎の選曲に、不満が噴出しているというわけだ。
NiziUやMrs. GREEN APPLEを中心に、アーティストのファンすらも「なぜその曲?」と感じている人は多い。
ネット上は《NiziUは「今年ヒット曲なかったですよね?」ってNHKから言われてるみたいでショック…》《Mステスーパーライブの方が紅白っぽい。アーティスト豪華だし》《「何故この曲?」っての結構あるし、選曲基準どうなってんだろ》《4組くらい、なんで!?って選曲なんだけど》などと荒れている。
「紅白なんて元からこんなもの。郷ひろみなんてヒット曲がないのに選ばれ続け、過去の栄光にしがみつくかのように、40年前のヒット曲しか歌わない。今年は
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