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『M-1』トップバッター不利は過去の話?『キングオブコント』では1・2番手が決勝ファイナルに進出

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芸能情報
(C)Romolo Tavani/Shutterstock
『M-1グランプリ』のトップバッターは絶対的に不利――。
この認識は、お笑いファンの間ではもはや常識となっているが、今年の『M-1』はどうだろうか。12月24日、漫才日本一を決める賞レース『M-1グランプリ2023』がテレビ朝日系で放送される。
大会は予選を勝ち進んだ9組のコンビと、当日開催の敗者復活戦で勝ち上がってきた1組がしのぎを削る。決勝のネタ順は、くじ引きの〝笑神籤(えみくじ)〟で当日決定し、名前を呼ばれたコンビが、そのままネタを披露する。
「明暗を左右する決勝のネタ順ですが、トップバッターは〝基準〟になるため、優勝するのは難しいといわれている。これまでの『M-1』でも、トップバッターで優勝したのは、初代王者の『中川家』だけです。トップであるがゆえ、審査員がネタを比べられない状態で点数をつけるため、高すぎず低すぎず、いわば無難な点数をつけてしまう」(芸能ライター)
他賞レースでは改善?『M-1』も見習うべきか
2021年の大会では、決勝1番手の『モグライダー』が、トップバッター史上最高の637点を獲得。しかし、決勝ファーストラウンドから勝ち上がることはできず、惜しくも敗退となっている。
昨今の『M-1』は最終決戦進出の最低ラインが640点台と極めて高い傾向にあり、モグライダーの点数をもってしても勝ち残ることが困難だった。
「トップバッター不利説は、昨年の『M-1』でも波紋を呼びました。決勝1番手は『カベポスター』だったのですが、ネタの完成度や会場のウケとは裏腹に、決勝ファーストラウンドは最終的に8位まで沈んだ」(同・ライター)
一方で『キングオブコント』は、トップバッターが不利という状況が変わりつつあるようだ。
「今年の『キングオブコント』は、トップバッターだった『カゲヤマ』、2番手の『ニッポンの社長』がともにファイナルステージへ進出。結果的に、優勝した9番手の『サルゴリラ』が登場するまで『カゲヤマ』と『ニッポンの社長』は決勝予選1位と2位でした。
『カゲヤマ』が披露したのは、問題作『料亭』というコント。インパクトが強く、逆にトップバッター向けだったかもしれません。会場の空気が出来上がっていないからこそ、輝くネタだったと言える。『M-1』のトップバッターでも求められるのは〝飛び道具〟かもしれません

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