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明石家さんまの紅白出演者批判が的外れのワケ 韓流やZ世代向けアーティストが選出されるカラクリ

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芸能情報
画/彩賀ゆう(C)まいじつ 
お笑いタレントの明石家さんまが、11月18日放送の『MBSヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、大みそかの『第74回NHK紅白歌合戦』に疑問を呈した。
「今年の紅白で一番のニュースは、やはり旧ジャニーズ事務所のアイドルが1組も出場しないことでしょう。その裏で若者やZ世代に人気アーティストが多数出演します。
たとえばAdoや『すとぷり』などのネット発のアーティストが多く出演するほか、『SEVENTEEN』『Stray Kids』『MISAMO』『LE SSERAFIM』とK-POP系アーティストも充実。K-POP勢は3組が初出場を決めました」(芸能ライター)
かつての紅白といえば、大御所歌手が多く出演していたが、ここ最近はシニア向け枠が減少。代わりに若者をターゲットとしたアーティストが多くなっている。
あと2年で70歳を迎えるさんまも、いろいろと思うところがあったのだろう。ラジオで「まあ、見たらカッコええから『うわ!』と思うとは思うけど」とフォローしつつ、「(SEVENTEENとか)じいちゃん、おばあちゃん、紅白見るお客さん、知らないよね?」と疑問を口にした。
そもそも紅白の構造が若者ウケ狙い
実際に、2022年の第73回大会の平均視聴率は、第1部が31.2%、第2部が35.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、第2部は前年比1.0ポイント増。しかし、過去最低だった2021年の34.3%に次ぐワースト2の記録だった。
さんまの発言に賛同も多いが、ここ数年の紅白が若年層を意識していることは明らかだ。
「視聴率を狙いにいくのならば、母数が多い高齢層へ向けたアーティストを多く出場させればいいだけのこと。しかしNHKは国営放送なので、視聴率を最重要視していない。
2021年の過去最低を記録したときは、放送総局長が『視聴率が上がらなかったことは気にしていません』とコメントしています。
そもそも紅白の選考基準は『今年の活躍』『世論の支持』『番組の企画・演出』の3つが中心。『今年の活躍』はCD・DVD・Blu-rayの売り上げだけでなく、ダウンロード・ストリーミング・ミュージックビデオ再生回数も調査対象に含まれる。MV1億再生越えが当たり前の韓国勢や『YOASOBI』『Mrs.GREEN APPLE』などが選ばれるのは当然でしょう」(同・ライター

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