向井理 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
現在放送中のドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)が打ち切りピンチを迎えている。
初回から世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が6.1%、以降は5.3%、5.5%、4.0%、3.8%、4.5%、3.8%ときて、11月15日放送の第8話は3.6%で自己最低を更新。数字の下落がとまらない。
「あと少しさがってしまうと、視聴率は初回から半減となります。人気漫画が原作とあって、期待値こそ高かったものの、結局は第1話のインパクトだけ。あとは同じことの繰り返しで飽きられ、すぐに視聴者が離れていきました」(芸能ライター)
そもそも、出オチのような作品。なぜ1クールかけて連ドラ化にしようと考えたのだろうか。
「ここ最近はドラマがそこそこ好調なフジテレビですが、水曜ドラマは伸び悩んでいる。昨年4月に新ドラマ枠として開設され、その記念すべき一発目の作品『ナンバMG5』は成功しましたが、その後はもう1年半以上ヒットなし。漫画原作の実写ドラマばかり作っていますが、『ナンバMG5』がマグレでヒットしただけに感じます」(同・記者)
この一年全てが失敗に終わる
特に今年は酷く、1月期の『スタンドUPスタート』は視聴率2%台まで下落。4月期の『わたしのお嫁くん』は、2016年にTBSで実写ドラマ化された『逃げるは恥だが役に立つ』風の作品だった。
そして7月期の『ばらかもん』も、いまさらすぎる実写化として大きくは話題になっていない。
「フジテレビ水曜ドラマは、これまでに視聴率が悪くて、何度も枠を潰して撤退してきた。このままでは、また撤退するしかなくなるでしょう。幸い、今は視聴率が悪くても『TVer』の反響が良ければドラマは評価されますが、この枠のドラマは『TVer』でも数字が稼げません」(同)
まずは制作費が高そうな『パリピ孔明』を打ち切りにするところからスタートとなりそうだ。
Source: まいじつ2
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