嵐 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
活動休止から早3年が経とうとしている『嵐』。グループの活動再開を願う声は今なお止まないが、周囲の環境はまさに〝嵐〟の真っ只中だ。
「『KAT-TUN』『タッキー&翼』の活動休止期間はいずれも2~3年だったため、これまでの傾向でいえば『嵐』もそろそろ復活する。しかし、ご存知の通り、事務所は性加害問題で揺れに揺れ、活動再開のプロジェクトを進めるどころではなくなっています。
事務所は消滅して契約はエージェント会社になる上、『嵐』を売れない時代から支え、個人レーベルを作るなどして国民的グループに育て上げた藤島ジュリー景子前社長も失脚してしまいましたし、現在は〝棚上げ〟といったところでしょう」(芸能記者)
今後、タレントはグループごとの個人会社を設立し、旧ジャニーズ事務所が新たに立ち上げる会社とエージェント契約を結ぶ運びとなっている。各タレントは現在、新たな契約の準備を進めている最中で、仕事に打ち合わせに契約に、と大忙しだろう。
これに関しては、メンバーの櫻井翔も語っている。
“退所”という概念すら無くなった今…
ジャニーズ2度目の会見があった10月2日、『news zero』(日本テレビ系)に出演した櫻井は、今後のエージェント契約について告白している。
具体的な話はこれから詰めるとしながらも、「(エージェント契約について)嵐のメンバー5人そろって説明を受けた」「メンバーと密に連絡を取り合っている」「5人で考える」などと語ったのだ。
「『嵐』はこれまで、グループとしての決断は必ず5人で下してきた。今回もまた、誰かがこれを機に独立するといったことはなく、5人揃って結論を出すでしょう。
結論ですが、エージェント契約はこれまでより自由度が増すので、自由を求めて5人の新会社を設立することも考えにくい。個人事務所としての『株式会社嵐』が、これから立ち上がる新たなエージェント会社と契約することになるのでは」(スポーツ紙記者)
2002年、『フォーリーブス』が24年ぶりの再結成を果たした時、メンバーはそれぞれ別の事務所だった。これは、昨年の『男闘呼組』再結成も同様であり、ジャニーズ事務所の資本が入っているか否かは、活動再開に影響しないことが分かるだろう。
「これまで、メンバーの誰かが退所を申し出れば『嵐』は崩壊しましたが、新たな契約はエージェントかつ
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