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ジャニーズという〝ラベル〟ではなく、張本人をたださないと意味はないのではないか。
性加害問題を機に、手の平を返すようにマスコミ各社がジャニーズ批判を展開している。中にはメディアとの癒着といった過去の疑惑に触れる動きも見られるが、この中心的役割を担ったと見られる人物は、全く責任を追及されていない。
10月7日、民放随一の取材力と名高いTBSの『報道特集』が、ジャニーズ事務所とメディアの癒着について特集した。番組は現役社員や過去のスタッフ、業界人など幅広く取材を行い、ジャニーズとメディアの繋がりを網羅的に調査した。
聞き取りは番組制作関係者にもわたり、圧力や忖度について、「圧力を感じたことは一度もない」「なぜ、忖度するかというと 番組出演をなくされるのを恐れていた」など、現場レベルでも意見が分かれた。
ここで気になるのは、制作経験者の証言として紹介された、「気に入らないことがあるとすぐに『タレントを引き上げるぞ』と言うため、企画がガラッと変わるなど、振り回された感があった」という声だ。
実はこの証言、全く同じ文句が、元フジテレビアナウンサーから告発されている。こうして点と点を繋げていくと、圧力の犯人が見えてくる。
浮かび上がってくる元『SMAP』マネージャー
2018年5月1日、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊が、自身のブログでジャニーズからの圧力を告発した。
内容は、当時『SMAP』だった稲垣吾郎が逮捕されたエピソードで、長谷川は《当然、逮捕されているので「容疑者」と「一瞬は」僕たちも読んだんですよね。で、それに激怒したのが飯島さんという女性マネージャーさんで「SMAPの担当」として非常に強い力と影響力を持っていた方でした》と暴露している。
続けて、《徹底的に怒ってきて、僕たちがどれだけ「そう呼ぶことに決まってるんですよ…」と説明しても取り付くシマがない。彼女はSMAPのマネージャーとしてだけではなく、香取さんや草なぎさんらが出演していた「いいとも」を通じて、バーニングの周防さんやタモリさんの事務所の田辺さんととても親しかったので、そこからも圧力をかけてきてどうしようもなくなっちゃいました》と、とんでもない裏側を明かす。
そして、《さらには「もうSMAPを『SMAP×SMAP』に出させない!」と言ってきたんです。これには参りました
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