二宮和也 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
『嵐』二宮和也、大沢たかお、中谷美紀がトリプル主演を務める連続ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)第1話が10月9日に放送され、世帯平均視聴率が7.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)だったことがわかった。
このドラマは、クリスマスイブの1日の出来事を描いたオリジナル作品。神奈川県・横浜で発生した銃殺事件の容疑をかけられた記憶喪失の逃亡犯・勝呂寺誠司(二宮)、事件を取材する報道キャスター(中谷)、事件現場付近にある老舗の洋食シェフ(大沢)という接点のない3人の物語が同時進行で描かれる。
月9枠は、2018年7月期に放送された『絶対零度』から、18作連続で2ケタ視聴率発進していたが、前クール『真夏のシンデレラ』が初回6.9%と1ケタ台をマークし、記録が途絶えてしまった。
「ONE DAY」の初回7.8%は、「真夏のシンデレラ」を上回るスタートとはいえ、2ケタ復帰ならず。渋い結果を残している。
「主演3人のビッグネームに加え、江口洋介や佐藤浩市、中川大志など、脇役も主演級ばかり。制作会見でキャストたちが〝脚本が面白い〟と言っていただけに期待が寄せられていましたが、第1話を見る限り、肩透かしを食らったと言わざるを得ない。最終回までに、無駄に豪華なキャスティングを活かす、どんでん返しがあれば別ですが…」(芸能ライター)
『真夏のシンデレラ』で節約したのに…
豪華キャスト勢揃いドラマといえば、夏クールの日曜劇場『VIVANT』(TBS系)の大ヒットが思い出される。
制作費は1話1億円ともウワサされ、その名に恥じぬ大ヒットを記録したが、『ONE DAY』は残念ながら初回から空振りだった。
「今期のフジテレビは『ONE DAY』のほかに、木曜22時放送の『いちばんすきな花』で多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜を〝クアトロ主演〟させるなど、秋ドラマに気合いを入れています。
この大勝負するために、犠牲になったと言われているのが『真夏のシンデレラ』。メインキャストの森七菜や水上恒司など、個人事務所所属の若手俳優を起用した上、脚本を新人に書かせるなど、予算を削った。
その貯金を一気に放出した『ONE DAY』が爆死するのはシャレにならない。フジテレビとしては、この秋もっとも話題のドラマになることだろうと目論
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