松岡茉優 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
松岡茉優の主演ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)が、最終回を迎えた。黒幕の正体やタイトルの伏字に込められた意味など、全ての謎が明らかになったように見えたが、未回収の伏線が2つ存在する。
物語の主人公は、卒業式の日に何者かによって突き落とされた高校教師・九条里奈(松岡)。犯人の手元に〝D組 卒業おめでとう〟と書かれたコサージュがついていたことから「私は生徒に殺された」と理解するのだが、気づくと九条は1年前の始業式にタイムスリップしていた。
これまで自分が受け持つ3年D組の生徒たち、つまり1年後に自分を殺す容疑者たちと〝死ぬ気〟で向き合ってきた九条は、9月23日の最終回で自分を突き落とした犯人・星崎透(奥平大兼)と対峙する展開に。
彼女の命を懸けた説得により星崎から殺害されずに済んだものの、その直後、何かと裏で悪事を働いていた浜岡修吾(青木柚)からナイフで刺されてしまう。だが1周目の人生のように命を落とすことはなく、目を覚ますと病室のベッドの上だった。
ずっとそばで見守ってくれた夫の蓮(松下洸平)や、駆けつけた3年D組の生徒たちに囲まれながら、九条は生きていることを実感。ラストは彼女の「2周目の人生から1年後、私は生徒に託された」「この世界をこれからも生きて、変え続けることを…」というナレーションで物語は幕を閉じた。
Hulu続編で真実は明らかになる?
「いじめや人間関係などのいざこざなどを教師という立場から向き合い、自らの運命を変える九条の物語は、目の肥えたドラマファンからも好評を博していました。最終話の視聴率は過去最高の7.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)でした。しかし、有終の美を飾ったように思えますが、未回収の伏線が2つ残っているのです」(ドラマライター)
1つ目の伏線は、九条が勤める高校の校長先生が最後まで姿を見せなかったこと。
その存在は事あるごとに登場人物たちの口から語られていたため、さまざまな考察が囁かれ、主題歌を務める菅田将暉が校長役としてサプライズ出演するのではないかと予想されていた。だが結局、最終回の卒業式にも校長の姿はなく、最後まで誰だか分からずじまいとなっている。
そしてもう1つの謎が、主人公の夫・蓮が離婚を切り出した理由だ。
蓮は今でこそ九条を支える良き夫だが、1
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