幾田りら 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
2020年10月にメジャーデビューを果たし、そこから爆発的な人気を博したソロアーティストのAdo。最近はその人気に陰りが見えつつあったものの、最新楽曲のリリースと共に彼女の人気が息を吹き返しているようだ。
Adoは9月6日、新曲『唱(しょう)』を配信リリース。『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』のハロウィンイベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」のテーマソングでもあり、曲中には『三代目 J SOUL BROTHERS』が生み出した「ラタタダンス」にちなんだのであろう〝ラタタ〟のフレーズも盛り込まれている。
『踊』や『阿修羅ちゃん』を彷彿とさせる破壊力抜群のビートは、早くも多くの人を魅了しているもよう。19日、『Apple Music』では総合ソングランキング2位を獲得。21日には、1位に輝いた。また、20日と21日の『LINE MUSIC』リアルタイムランキングでは連日1位にランクインしていた。
ワンマンライブのキャパもAdoが勝ち?
ちなみに、さまざまな音楽配信サービスで今も上位をキープしている、YOASOBIの『アイドル』は公開2週間でYouTubeの再生回数4500万回を記録していた。
しかし、『唱』はアニメの力を借りず、公開からわずか2週間で985万回再生を突破している(9月21日時点)。ここまでの数字を叩き出せたのはむしろ大健闘といえるだろう。
「今回の楽曲は、ヒット曲『踊』を手がけたGigaとTeddyLoidが担当しています。MV公開からたった3日で460万回再生を記録した『踊』のヒットを考えれば、ここからもっと再生回数を伸ばしていくことでしょう。加えて10月に入り、『USJ』のハロウィンイベントがさらなる盛り上がりを見せれば、『唱』の再生回数が1億回再生を超える未来もそう遠くはないのかもしれません」(音楽ライター)
またAdoは、来年の4月27日と28日にワンマンライブを開催する予定。会場は自身最大規模となる国立競技場で、キャパシティはおよそ7万人といわれている。しかも女性ソロアーティストが国立競技場でワンマンライブを行うのは今回が初めての試み。ライブの集客力に関していえば、今年11月に東京ドームでライブを行うYOASOBIにも負けていないのかもしれない。
Adoの快進撃は、これからも続いていきそうだ。
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