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かつてショートカットが似合う清純派俳優として注目を集めた南沢奈央は、近頃どのような活動をしているのだろうか。
現在放送中の深夜ドラマ『彼女たちの犯罪』(日本テレビ系)で〝謎の女〟を熱演し、これまでのイメージを覆すような圧巻の演技力を見せつけている。
ドラマは〝普通の幸せ〟を追い求める3人の女性が、ひょんなことから犯罪に手を染めてしまうスリリングサスペンス。愛を求めるキャリアウーマン・日村繭美(深川麻衣)、自由を求める既婚女性・神野由香里(前田敦子)、正義を求める女刑事・熊沢理子(石井杏奈)が登場する。
南沢は、そんな3人の前に現れた〝謎の女〟遠藤ユカリ役として出演。繭美は由香里の夫・智明(毎熊克哉)と会っているところをユカリに目撃されてしまう。問い詰められた繭美は、揉み合った勢いで彼女をひん死状態に追い込む。
その後、繭美の電話で駆けつけた由香里・理子とともに虫の息となったユカリを殺害。そして崖から突き落とすのだった。
「肩書きが〝謎の女〟というだけあり、ユカリはどこか不気味な雰囲気。繭美の電話を盗み聞きし、『わたし由香里のこと捜してんだ』『由香里の旦那とどういう関係?』『さっきの電話の内容、あの旦那に話してもいいの?』などと矢継ぎ早に追い詰めていく。清純派のイメージが強かっただけに、強烈なインパクトを残しました」(ドラマライター)
一線を退いた南沢奈央の現在
南沢といえば、2008年冬に放送されたドラマ『赤い糸』で大ブレーク。そこから『高校入試』や『素敵な選TAXI』(すべてフジテレビ系)など、数多くのドラマに出演し、女優としての地位を確立していた。
「人気と知名度が上がるなか、注目を浴びたのは、やはり2018年の『オードリー』若林正恭との熱愛報道。世間を賑わせましたが、同年11月に2人は破局。南沢は20年に所属事務所スウィートパワーから独立しました。最近はBSドラマや、地上波でも単発ゲストとして出演していた印象が強いです」(芸能ライター)
全盛期ほど目立った活躍はないが、ラジオや舞台などで芸能活動は続けていたようだ。彼女は大の落語好きとして知られており、『NHK新人落語大賞』で4年間にわたって司会を担当。今年11月には初めてのエッセイ集『今日も寄席に行きたくなって』が発売予定で、マルチな才能
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