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8月29日、ジャニー喜多川前社長の性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所が設置した外部専門家による再発防止特別チームが調査報告書を公表した。
報告では性加害に関し、1950年代から2010年代前半まで長年にわたって行われてきたと認定。藤島ジュリー景子現社長についても、《加害の事実について曖昧な態度を維持していた》と厳しく批判し、社長の辞任を要求した。
特別チームは過去の所属タレントにもヒアリングを行ったとしており、過去に事務所の運営に携わっていた人物へも聞き取り調査をしたと発表している。
長年の性加害放置や組織的隠蔽が指摘されている以上、事件の全容解明や再発防止には、過去の幹部にも接触するのは当然。
そして、その立場にある最も有名な人物は、飯島三智氏だろう。
「飯島氏は80年代にジャニーズ事務所に入社し、『SMAP』のデビュー当時からマネジメントを担当。当初はジャニー・メリー姉弟からの信頼も厚く、ジャニー氏が直々に担当していたタレントの出演交渉も担っていた。
11年の『SMAP』北京公演の際には、現地要人の記者会見にメリー喜多川氏と同席。最終的に関係はこじれたものの、一時期までは間違いなくジャニーズ事務所で主導的立場におり、事務所を取り仕切っていた人物です」(芸能ジャーナリスト)
事件の真相を知っている元SMAPマネージャー
外国人特派員協会で性被害を訴えたカウアン・オカモトは、2012年から性被害を受け始めたと告白しているが、これは飯島氏がジャニーズJr.を仕切っていた時期と丸被りする。
「2011年以降、飯島氏は『Kis-My-Ft2』のデビューに伴い、『Sexy Zone』、『A.B.C-Z』、山下智久、中山優馬、ジャニーズJr.のマネジメントも担当。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)にはジャニーズJr.が何度も出演し、現在の『SixTONES』ジェシーは飯島氏の大のお気に入りとして、多くのドラマに出演していた。
彼女が事務所を退社したのは16年1月なので、カウアンが被害を受けた時期は、飯島氏がJr.の面倒を見ていた時期と丸被りです。その立ち位置や時期からして、彼女も性加害を把握していたと考えるのが自然でしょう」(芸能記者)
報告書では、性被害が長年にわたって行われていた上、事務所幹部が「知らなかった」と結果
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