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住人は消え、もぬけの殻に…。すべてが怪しい異色づくしの物語

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もぬけの考察(講談社)「この部屋の住人は、みんないなくなる?」 第66回群像新人文学賞を受賞した、村雲菜月さんの『もぬけの考察』(講談社)。ごくシンプルな舞台設定、閉鎖空間で繰り広げられる意外性のあるストーリー、どこか怪しげな登場人物たち。本書は異色づくしの一冊だった。 物語の舞台は、都市の片隅にあるマンションの408号室。前の住人が去り、新しい住人が越してくるのだが、一人残らず数奇な運命をたどる
Source: グノシーエンタメ

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