森七菜 間宮祥太朗 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
今期の月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)は、良くも悪くもツッコミどころの多い作品として知られている。
8月21日に第7話が放送され、物語はクライマックスに向けて舵を切り始めているが、はたしてこの先、どのような結末が待ち受けているのだろうか。
同作は、第34回ヤングシナリオ大賞の大賞受賞者・市東さやか氏が脚本を務める完全オリジナルストーリー。真夏の海を舞台にした男女8人の恋愛群像劇なのだが、ドラマの内容は〝奇想天外〟の何ものでもない。
例えば第4話では、佐々木修(萩原利久)が主人公・蒼井夏海(森七菜)の家族をバカにし、夏海の友人・滝川愛梨(吉川愛)が大激怒。しかし第6話では愛梨が修に好意を寄せ、晴れて2人は付き合うことに。
このような突拍子もない展開が多く繰り広げられるうえ、登場人物は性格に難があるキャラばかり。おかげで視聴者の間では〝この夏一番にヤバいドラマ〟と話題になっているのだ。
“匠ルート”の結末もありえる?
第6話終盤では夏海と水島健人(間宮祥太朗)も無事に結ばれ、物語はクライマックスへ向けてコマを進めている。しかし、このまますんなりハッピーエンドに向かうとは考えにくい。
「『真夏のシンデレラ』はストーリーの結末が決まっておらず、キャストの演技や視聴者の意見などを反映させながら物語を進行させているようです。
女子3人組による謎ルーティン〝シュシュシュ〟は放送のたびに共感性羞恥を指摘され、第6話でついに消滅。となれば、視聴者は夏海×健人のハッピーエンドを望んでいるため、このまま最終回まで突っ走る展開も考えられます。しかし、その展開ではドラマとしてありきたりすぎてで面白くありません。
没個性を回避する意味でも、夏海と健人を破局させ、人妻に心揺れる幼なじみの牧野匠(神尾楓珠)と結ばれる終わり方の方が〝らしい展開〟でしょう」(ドラマライター)
かつて間宮が囲み取材に応じた際に、「今もらっている台本でもすごい色々なことが起きている」「このドラマは色々なことが起こり続けるのでそれを楽しんでいただけたら」と示唆していた。彼の発言から今後もひと波乱、ふた波乱起きることはほぼ確かだろう。
28日放送の第8話には、夏海の恋敵になるであろう健人の同期社員・安藤皐月(山崎紘菜)が登場する。ここから夏海と健人の仲がこ
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