森七菜 間宮祥太朗 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
王道の夏ドラマと謳いながら、フタを開けてみれば〝月9史上最低の視聴率〟をマークしそうな新ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)。
だが、フジテレビ局内では「成功だ!」と喜ぶ声もあがっているらしい。
同作の初回視聴率は6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)。同局の月9ドラマは、2018年7月期の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』から10%を超える2ケタ発進が続いていたが、これにて記録は途絶えることに。
さらに、7月17日に放送された第2話では5.4%となり、このままでは2018年1月期の『海月姫』の平均6.1%という月9の最低記録を塗り替えそうな勢いだ。
「ヒロインの森七菜や間宮祥太朗など出演者に華もなければ、内容もチープ。王道の夏ドラマという触れ込みでしたが、笑ってしまうくらいベタな展開は、恋に憧れる女子小学生にも鼻で笑われそう…。
視聴を継続するという人から聞こえてくるのは、『つまらなすぎて逆に気になる』『一周回って面白い』といったラブストーリーらしからぬ感想で、すっかり〝ネタドラマ〟の烙印が押されています」(ネットメディア編集)
TVer登録者数は今期トップレベル!
しかし、テレビ局側はこの結果に焦ってはいないようだ。
「民放テレビ各局では今年の7月期から、ドラマの評価に関して、株式会社ビデオリサーチによる視聴率調査よりも、見逃し配信サイト・TVerの登録者数・再生回数を意識しています。
視聴率は結局、高齢者向けの番組を作っておけば高くなる傾向にあるため、そこを狙ってもスポンサーウケが悪いんです。
『真夏のシンデレラ』は、第2話放送時点ですでに82万人超のTVer登録者を誇り、今期ドラマでトップと言っていいほどの盛況ぶり。
内容はともかく、数字上は成功しているのです。そのため、内容はさておき、下手したら劇場版が制作される可能性も浮上しています」(テレビ局関係者)
怖いもの見たさで、劇場版に興味はあるが…。
Source: まいじつ2
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