辻希美 (C)まいじつ
中国発のファッションブランド『SHEIN(シーイン)』に、訴訟問題が頻発している。
これまでに複数の世界的企業が著作権侵害などで「SHEIN」を提訴したほか、7月11日にも米デザイナーが「コピー商品が販売された」と訴訟を起こした。もはや〝パクリメーカー〟さながらといった有様だ。
「SHEIN」は、圧倒的な低価格をウリに、世界220カ国に展開する人気メーカー。2022年時点での評価額は1000億ドル(約14兆円)を突破し、大手ファストファッションブランド『ZARA』と『H&M』を合わせた時価総額である約10兆円を超えている。
日本では昨年11月、原宿に国内初の実店舗がオープン。ユーチューバーやインフルエンサーに爆買い動画案件を大量に発注したことが功を奏し、若年層を中心にその名は瞬く間に広がった。
しかし現在、日本でもデザインのパクリを指摘する声が広がっており、全力プッシュしていた芸能人に飛び火している。
「SHEIN」爆推し芸能人たち
いち早く「SHEIN」を推していたのは、辻希美だ。彼女は同社が日本展開を始めた直後に、YouTubeチャンネルへ動画をアップ。
わざわざ娘の希空(のあ)ちゃんまで引っ張りだし、Tシャツやショーツなどの衣類から、スマホケースやキッチングッズなどの雑貨まで大量の商品を爆買いした動画を公開している。
「辻は『もう迷わずにとりあえずカートに入れて、安いから買ってみるのもありかな』などと露骨に商品をPRしています。動画はこれまでに200万回以上再生されており、同社にとってはいい宣伝になったでしょう」(YouTubeウオッチャー)
また、内田理央は、6月2日にYouTubeチャンネルへ『SHEINで買った夏物が天才すぎたので紹介します』というタイトルの動画を公開。黒のセクシーなボディスーツを着用するサービスで男性ファンを歓喜させた。
「SHEIN」の案件動画は、ほかにも多くの芸能人が投稿しているが、特に木下優樹菜さんなどは、自身のインスタグラムで複数回にわたってパクリ疑惑のある商品をPRしている。
芸能人やインフルエンサーを使って商品をPRする手法は「SHEIN」の常套手段。とはいえ、パクリ疑惑が広がってしまった以上、推した芸能人のイメージダウンは避けられないだろう。
Source: まいじつ2
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