『FF16』に60点を付ける海外メディアたち “自画自賛CM”と真逆の現状
『FF16』に60点を付ける海外メディアたち “自画自賛CM”と真逆の現状 (C)PIXTA
7月18日、スクウェア・エニックスのYouTubeチャンネルで『ファイナルファンタジーXVI』(FF16)の新たなCM映像が公開された。その内容は全世界で絶賛の嵐が巻き起こっていることをアピールするものだったが、実際に海外のメディアはどんな反応を示しているのだろうか。
自己評価とは裏腹に賛否両論のレビュー
新たに公開された「発売後CM」は、好評のレビュー内容を列挙していく、いわゆるアコレードトレーラー。
『The Washington Post』の《感銘的、かつ重厚な作品》、『Push Square』による《シネマティックスペクタクルの最高峰》といったレビューのほか、ED主題歌を担当した米津玄師の《こういうFFを待っていた!》というコメントも紹介されている。
「制作陣の自己評価はともかく、実際の海外メディアによる評価は今のところ賛否両論といった印象です。海外のレビュー収集サイト『Metacritic』によると、現在のメタスコアは87点。一年で最もすぐれた作品に与えられるゲーム・オブ・ザ・イヤー(GOTY)の受賞圏内に入るかどうかも、微妙かもしれません」(ゲーム誌ライター)
実際にレビューを見てみると、ノルウェーのゲームメディア『Gamer.no』は70点という評価。物語としては面白いものの、ゲームシステムについては「率直に言って非常に退屈」としていた。
「60点」を付ける海外メディア
また、70点をさらに下回る60点を付けた海外メディアも多い。『The Enemy』は《ボス戦が単調で、ひたすら同じことの繰り返し。ボスではなく絶え間ない眠気との戦いになる》として、「Gamer.no」と同じようにゲームシステム面で厳しい評価を付けている。
また、「FF16」は重厚なストーリーをウリにしているが、その点についても評価は分かれている。『VideoGamer』は《ビジュアルは綺麗だが、長いだけのストーリーと盛り上がらない戦闘で台無しになっている》、『Metro GameCentral』は《退屈で無駄に長いストーリーで、何の価値もない時間だけが続く》としていた。
そのほかに目立つのは、やり込み要素として用意されているサイドクエストへの酷評だ。『Eurogamer』は《最
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