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2021年の『リアル二刀流 / ショータイム』、22年の『村神様』と、2年連続で野球関連のワードが大賞になった『ユーキャン新語・流行語大賞』。今年もまた、野球関連の言葉が選出されそうだ。
「今年前半にトレンドになったトピックといえば、なんといっても侍ジャパンが世界一の座に就いたWBCでしょう。大会では、初の日系人代表・ヌートバーの『ペッパーミルパフォーマンス』のほか、ショート・源田壮亮の奇跡的プレー『源田の1ミリ』など、新たな言葉が続々と誕生。
テレビ実況でタレントの中居正広が大谷翔平を形容した『泥だらけのストッパー』、その大谷が決勝前の円陣で発した『憧れるのはやめましょう』などの名言も飛び出しました」(週刊誌記者)
大会のヒーローだった大谷は、WBCの終了後も、さまざまな言葉を流行らせている。
「大谷はメジャーでHR王争いを繰り広げていますが、ダイヤモンドを一周してベンチに帰った際に、兜を被って歓迎される『兜パフォーマンス』を披露。投手としては、決め球にしている魔球『スイーパー』も話題を集め、投打で新語を生み出していますね」(同・記者)
今年は“文句なし”に野球が大賞か?
他方、野球以外で話題になった言葉もあるにはあるが…。
「野球以外で一番の話題といえば、なんといっても『ChatGPT』でしょう。テレビ・ネット報道では『闇バイト』『ルフィ』『醤油ペロペロ』なども連日繰り返されましたが、流行語大賞にはネガティブな話題を選ばない決まりがあるため、除外される可能性が高い。
95年には、当時世の中を震撼させ、『ポア』『サティアン』『尊師』など多くの流行語を生み出したオウム真理教関連の語句が、ノミネートすらされずに物議を醸しましたからね」(同)
どうやら、今年の流行語大賞は、珍しく〝文句なし〟に野球関連になりそうだ。
「『トリプルスリー』『神ってる』『リアル二刀流』『村上様』と、ここ10年ほどの野球関連の語句は、〝実際には流行っていない〟と大ブーイングを浴びてきました。
しかし、WBCのあった今年は、本当に世間に浸透した野球ワードが多かったので、あまり文句は出ないでしょう。選考委員会は野球好きだと噂されていますし、大賞はもとより、トップ10の半分を野球が占めることもあり得るのでは」(同)
とはいえ、年末まで
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