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テレビアニメが大ヒットし、来春には劇場総集編の公開を控える『ぼっち・ざ・ろっく!』(TOKYO MX ほか)。人気コンテンツとあって、さまざまなコラボが展開されているが、そのすべてにファンが歓喜するかといえばそうではない。
現在、〝予想外のキャンペーン〟に起用されているとして、ネット上で物議を醸しているのだ。
アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」は、漫画家・はまじあきが『まんがタイムきららMAX』で連載中の4コマ漫画が原作。
コミュ障だがギターの腕前はピカイチな主人公・後藤ひとりが、仲間と組んだバンド「結束バンド」の活動を通して成長していく作品となっている。本編のストーリーはもちろん、劇中で使用された楽曲も注目を集めた。
〝予想外のキャンペーン〟が話題になったのは、あるツイッター民による《今日の昼に見つけたヤツ》とのつぶやきがきっかけ。添付画像にはタバコの自販機が写り、そこには後藤ら「結束バンド」の面々をデザインしたポップが設置されている。
どうやら現在「ぼっち・ざ・ろっく!」は、『日本たばこ協会』と『全国たばこ販売協同組合連合会』が行っている取り組み「20歳未満喫煙防止強化月間」のキャンペーンに起用されているようなのだ。
喫煙防止キャンペーンになぜ“ぼざろ”?
恐らく、高校生の活躍を描いた「ぼっち・ざ・ろっく!」をデザインに起用することで、未成年者への喫煙防止を呼びかける狙いなのだろう。
しかし、同作とタバコはまったくの無関係。自販機のポップに描かれたメンバーも、タバコを吸わない。
人気コンテンツをなんでもかんでも利用するやり口に疑問を抱く人は多いようで、ネット上には《人気作品かつ未成年喫煙防止呼びかけとはいえ、タバコ自販機のPOPに高校生キャラの起用は流石に…》《人気コンテンツをなんでも利用するの嫌だな》《ぼざろメンバーは二十歳未満じゃないのか》などの否定的な意見が出ていた。
「タバコ自販機のポップは、イラストをテキトーに並べたといった雰囲気で、ネット上では《雑コラ》などとも言われているようです。『日本たばこ協会』『全国たばこ販売協同組合連合会』も、とりあえず目に留まることだけしか考えていなかったのかもしれませんね」(時事ライター)
とはいえ「ぼっち・ざ・ろっく!」のおかげで、良くも悪くも「20歳未満喫煙防止
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