尾田栄一郎“酷使”につのる不安…世代交代が進まないジャンプの現状
尾田栄一郎“酷使”につのる不安…世代交代が進まないジャンプの現状 (C)PIXTA
『週刊少年ジャンプ』の看板作品といえば、尾田栄一郎の『ONE PIECE』…。誰もがそんな認識を抱く時代が、10年以上にわたって続いている。
しかしそんな環境のなか、作家への負担が一極集中するという“負の側面”も生まれているようだ。
巻頭カラーを喜べないファン心理
以前から「ジャンプ」では、「ONE PIECE」が表紙や巻頭カラーになることが多かった。
2022年度分の1号~52号を振り返ってみると、表紙・巻頭カラーを担当したのは合計9回。それ以前の年では、最大10回にのぼることもあった。もはや“週刊ONE PIECE”といっても差し支えないほどの頻度だ。
そして5月22日に発売された「ジャンプ」25号でも、「ONE PIECE」が表紙&巻頭カラーに登場。総勢17人の女性キャラクターが並んだ美麗イラストを描き下ろしている。
あす5.22(月)発売!『週刊少年ジャンプ』25号の巻頭カラーは『ONE PIECE』🏴☠️
その制作過程動画をいち早くお届け!完成した絵はジャンプをお楽しみに🔥
※尾田っちはデジタルであたりをつけてから、紙とペンのアナログ作画で完成させています。#今週のワンピ#ONEPIECE pic.twitter.com/h7zfAgufLz
— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) May 21, 2023
そんな尾田の多忙ぶりを心配する声も増えつつあり、SNS上では《尾田っち、今週表紙も巻頭カラーもやってんのヤバ》《またONE PIECEが表紙&巻頭カラーしてるけど、尾田栄一郎だけ働かせすぎだからね?》《いや嬉しいけど尾田っち。からだ大事にしてね》と心配されている。
実際に激務がたたった結果なのか、カラーページでちょっとした作画ミスが発生することも。昨年11月に掲載された第1065話の巻頭カラーでは、ベン・ベックマンのトレードマークとも言える顔の傷が消失してしまい、別人説まで浮上していた。
あす11.7(月)発売『少年ジャンプ』49号の巻頭カラーは #ONEPIECE
その制作過程動画をいち早くお届け!今回は『FILM RED』で活躍したキャラが勢ぞろい!完成した絵はジャンプをお楽
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