香取慎吾 (C)まいじつ
フジテレビが、元『SMAP』香取慎吾の〝囲い込み〟を狙っているという。香取は4月30日、『ダウンタウン』松本人志と中居正広がダブルMCを務めるトーク番組『まつもtoなかい』にゲスト出演。大きな話題となった。
「香取は世話になっている松本の依頼なので、断れなかったと明かしています。相当悩んだらしく、『悩んだ理由はやっぱり中居さん』と語っています。香取は番組内で最初『中居さん』と呼び、後半は『中居クン』になった。2人の間に溝があるのはアリアリでした」(ジャニーズライター)
香取は中居と視線を合わせず、稲垣吾郎や草彅剛にも触れない。空気は完全に淀んでいたが、世帯視聴率は10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)となかなかの数字を獲得した。
「番組のレギュラースタート回という、ご祝儀視聴率もあるのでしょう。でも、香取と中居がどのような会話をするのか、放送前から評判でした。内容の薄さを考えると微妙な番組ですが、とりあえず香取は視聴率を取れることがわかった。やはりスターです」(同・ライター)
翌週、5月7日の同番組は、関西の女帝・上沼恵美子と神戸出身の俳優・北川景子がゲスト。お互い関西弁でしゃべるというノリの良さを披露した。
「世帯視聴率は5.2%と香取のときより半減。制作側もガッカリだったようです。こういうトーク番組はMCとゲストの掛け合いが勝負。松本も中居も格下の人間だといいたいことをしゃべってネタにする。でも、上沼や北川のような大物には皮肉もいえないのでは?」(芸能ライター)
香取慎吾の演技力はキムタク以上?
番組の出来はさておき、フジテレビは香取という人間を改めて評価したようだ。
「フジは今後、香取を俳優として起用したい。フジ直接だとジャニーズの顔色がコワイので、系列のカンテレに紹介。フジのプロデュースという形で押し込みたいのです」(テレビ雑誌編集者)
カンテレは今年1月期、草彅剛をドラマ『罠の戦争』に主演で起用。政界を舞台にしたドロドロ劇と草彅の演技が大評判となった。
香取はそんな草彅より早くドラマ復帰。2021年にドラマ『アノニマス』(テレビ東京)の主演を務め、ドラマに弱い同局にあって平均視聴率5.3%を獲得した。
そうなるとフジテレビの狙いは当然、香取の主演ドラマだ。
「『アノニマス』は事件の解決をみないまま終了。それをフジ
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