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5月7日放送のテレビアニメ『「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(フジテレビ系)の第5話で、どうみても『るろうに剣心』のパクリにしか見えない場面があったと話題になっている。
第5話では、鬼の襲撃を受けて壊滅状態の刀鍛冶の里に、鬼殺隊最高位の剣士〝柱〟のひとり、恋柱・甘露寺蜜璃が駆けつけた。
彼女は刀鍛冶たちを襲うバケモノ相手をしなやかに斬っていく。なんと、甘露寺の使っている刀は、まるで新体操のリボンのような、長くてしなる刀であった。
「このリボンのような刀が、『るろうに剣心』に登場する沢下条張の愛刀〝薄刃乃太刀(はくじんのたち)〟そっくりだと言われています。薄刃乃太刀は、限りなく刀身を薄く鍛え上げながら、切っ先だけに重みを少し残すことで、鞭のように自在に扱うことのできる〝殺人奇剣〟。普段、張はこの刀をさらしのように腰に巻き付けて移動しており、奇襲をかけて剣心を追い詰めました」(週刊誌記者)
どちらも実在する刀がモチーフ?
張のイメージが強いのか、ネット上では今回の放送に《たまたま鬼滅の刃見ていたら薄刃乃太刀が出てきたんだが》《まんま薄刃乃太刀》《るろ剣の張みたいな刀なんだな》《甘露寺の刀ってるろ剣の薄刃の太刀をパロってる感拭えないんだよなぁ》《るろ剣の新井赤空の後期型殺人奇剣の薄刃乃太刀にしか見えん》といった指摘が殺到している。
「しかし一応、こういった刀には実在するモチーフが存在しているようで、中国で用いられた腰帯剣や、インドのウルミなどがあります。張の刀は腰帯剣に近く、甘露寺の刀はウルミに近いような印象。パクリというより、〝元ネタが同じ〟と考えられそう」(同・記者)
今後、このような刀が登場した時、『鬼滅』か『るろ剣』どちらを想起するか、年代で分かれていきそうだ。
Source: まいじつ2
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