岡田准一 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
5月7日放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』第17話で、同じ事務所の先輩後輩に当たる松本潤、岡田准一がラブシーンともとれるやりとりを繰り広げた。「BL」のような演出にこの日も女性視聴者は大喜び。一方、好みではないと嫌がる視聴者もいたようだ。
武田信玄(阿部寛)との「三方ヶ原合戦」を描いたこの日、注目を集めたのは織田信長(岡田准一)と徳川家康(松本潤)が二人きりで語り合うシーンだった。
「オレを呼び出すヤツは珍しい」「呼べばおいでになるんですね」と2人は会話。
横に並んで信長とともに倒木に腰掛けた家康は、武田の狙いについて「あなたですよ」と指摘した。
「徳川と織田は一蓮托生であることをどうかお忘れなく!」と告げたところ、信長は家康のほほをつねり「死にそうな顔をした大将には誰もついてこんぞ」とダメ出し。
信長は腰掛けたままの家康の前にしゃがみ込み、右手で家康の右手をそっと取った。信長は左手を添えてたたき、そのまま自分の顔を経由させて自分の左肩に置いた。
岡田准一と松本潤がキス寸前?
自分の右手も家康の肩に置き「俺とお前は一心同体」と告げ、顔を近づけたまま「ずっとそう思っておる」と家康への信頼を口に。「信玄を止めろ」と告げ、不安げな表情を浮かべる家康を横目に信長はその場を去った。
あわや信長と家康がキスをするかのような演出に、ジャニーズファンは歓喜した。
ジャニーズ事務所所属の先輩、後輩タレント同士のラブシーンを想起させるかのようなシーンに《え?手にキスする?する?って一瞬期待したよー》《のっぶが王子様みたいに殿の手にキスするんかと焦った笑笑》《めっちゃドキドキしたよw》と、視聴者はザワついた。
一方で《「腐女子はBLさえあれば釣れる」という思考》《個人的にBLは好きではないので信長と家康の描写はもっとこう、なんとかならんのかね》《時折差し挟まれるBL的絡みがない方が見やすい》といった声も漏れている。
「今までにも、信長が家康の耳を軽くかむようなシーンはありましたが、岡田さん、松本さんによるいわゆる『BL』のような演出が今回の大河ではやたら多いのは事実。
明らかにジャニーズファンに寄せた内容で、歴史描写のずさんさが目立つばかり。力を入れるべきは『ジャニオタ』にゴマをするような脚本ではなく、信長、家康を忠実に描く脚本なのでは
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