『ONE PIECE』ルフィのライバル候補から脱落…キッドの扱いに「ヤムチャよりもひどい」
『ONE PIECE』105巻(尾田栄一郎/集英社)
モンキー・D・ルフィの「麦わらの一味」、トラファルガー・ローの「ハートの海賊団」、そしてユースタス・キッドの「キッド海賊団」…。『ONE PIECE』の世界で頭角を現しつつある大物ルーキーの“3船長”だが、そのなかでキッドだけが格落ちした扱いを受けている。
※「ONE PIECE」最新話までの内容に触れています
キッドが初めて登場したのは、シャボンディ諸島編の第498話だ。当初から3億1,500万ベリーの賞金首で、ルーキーたちのなかで頭一つ抜けていた。
さらにワノ国編ではルフィたちと共にカイドウ&ビッグ・マムを倒したことで、30億ベリーの賞金首に。武装色と見聞色の覇気を使いこなすことに加えて、覇王色の持ち主であることも判明しており、ルフィのライバル的な立ち位置を確立している。
ところが3月27日発売の『週刊少年ジャンプ』17号に掲載された第1079話では、そんなキッドが四皇相手に無残な敗北を喫してしまった。
キッドはかつて左腕を奪われた「赤髪海賊団」へのリベンジを試みるのだが、見聞色の覇気を発動させたシャンクスが先手を打って抜刀。攻撃を放つことすら許されず、一撃で倒されてしまう。
さらに追い打ちとしてドリーとブロギーの「覇国」によって船ごと一刀両断され、「キッド海賊団」は「壊滅」したとされている。
アニメの新ビジュアルで「屋上組騒動」勃発
同じくルーキーvs四皇の勝負でいうと、第1081話ではローと黒ひげによる戦いの決着が描かれていた。
結果だけ見ると、ローもキッドと同じように敗北しているが、黒ひげが大きなダメージを受けているような描写がある。また、「ハートの海賊団」は壊滅ではなく“敗北”と記されており、少なくとも対等な勝負が成立していた印象だ。
ローとキッドの扱いの差を嘆くファンも多く、SNS上では《扱いの差が酷すぎて泣いてる》《キッドが好きな人はかわいそうだな》《キッドとローの扱いの差、人気格差を感じる》《ある意味サイヤ人編のヤムチャよりもひどい扱いに感じる》といった声が上がっている。
またキッドだけでなく、「キッド海賊団」自体の扱いも悲惨だ。先日公開されたアニメ「ONE PIECE」の新ビジュアルにて、キッドの相棒・キラーの存在が抹消される騒ぎが起きていた。
鬼ヶ島の屋上にルフィ・ゾロ・サンジ
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