川口春奈 (C)まいじつ
4月1日から放映されている、俳優・川口春奈の新CMが不評のようだ。
彼女が出演しているのは『ニデック株式会社』の新CM。同社は1日に『日本電産株式会社』から社名を変更した。
CMは新社名を告知するために制作されたようで、往年の名曲『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』の替え歌にのせ、「ニデック ニデック回すもの作る~」「ニデック ニデック動かすもの作る~」などとひたすら新社名をアピールしている。
CM冒頭、胸元に『Nidec』と描かれた白いツナギに身を包む川口がロボットバンドと共に登場し、「あんた、ニデックって何なのさ?」と決め台詞を披露。30秒篇のCMでは「ニデックのロゴと私のキュートネスで、ニデックを覚えてもらう戦略です」と明かす一幕も見られた。
楽曲が「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の替え歌ということもあって、一度聞いたら耳に残るメロディーであることは確かだろう。そこへ川口本人の言う通り、彼女の愛らしさも加わり、印象的なCMに仕上がっているのだが…。
ニデックを連呼しているだけ…
CMを見たネット民からは《川口春奈は可愛いけどCMがダメ》《こっちが恥ずかしくなる出来栄え》《川口春奈をここまで痛い感じにできるのこの会社くらいだろwww》《川口春奈を使っておきながらローカル色が強い…》といった意見が上がっている。
「大物俳優や昔流行った楽曲を起用していても、CMの評判が悪いというのはよくある話。最近では『ミスタードーナツ』の新CMを務めた菅田将暉が批判されていました。菅田は1996年に山下達郎がCMソングとして書き下ろした『ドーナツ・ソング』をCM内でカバー。新CMで歌声を披露していますが、なぜ山下本人に歌わせなかったのかと視聴者からの評判はイマイチでした」(芸能ライター)
思い返せばここ数年、企業CM界では過去に流行った楽曲をオマージュした宣伝方法が人気を博している。
たとえばマクドナルドのCMでは、西野七瀬と飯豊まりえがPUFFYの『アジアの純真』の替え歌を披露。『資生堂』の150周年記念CMも、1978年のキャンペーンソングでもあった『君のひとみは10000ボルト』が採用されていた。
中には絶賛されたCMも存在するものの、世界観の作り込みや俳優を際立たせる手法が難しいゆえ、厳しい評価を下す視聴者が多い。
もはやオリジナリティーは
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